手すり設置するメリット

歩行の手助けに。

玄関アプローチ階段やスロープに設置することで、歩行のサポートの役割を持ちます。
高齢者の方や足腰が不自由な方は、手すりにつかまることで、全身のバランスをキープすることができ、歩行しやすくなります。

転倒防止に。

階段などでつまずいた時、滑りそうになった時に、手すりがあればつかまることができますので、思わぬ転倒事故を防ぐことができます。

転落防止の柵として。

格子や桟の付いたタイプを設置すれば、階段脇からの転落を防ぐことができます。
くぐり抜けが防止でき、小さなお子様がいるご家庭でも、安心です。

暗い場所での誘導補助として。

夜暗くなっても手すりがあれば伝って歩くことができます。
オプションとして足元の照明を取り付ければ、なお安全です。

 

介護保険における住宅改修費用の給付について

手すりの設置は、介護保険の住宅改修費が給付される場合があります。

「歩行者用補助手すり」を屋外に取り付ける場合に発生する改修費用は、介護保険の給付対象となり、要介護(または要支援)と認定されると以下のように給付されます。

●要介護(または要支援)被保険者が実際に居住し、改修の必要性が認められた場合。
要介護度に関わらず1人当たり上限20万円までであれば、1割または2割の自己負担で住宅改修工事が行えます。
給付には、まず住宅改修費を自費で支払い、市区町村の窓口に給付申請書などにて申請します。
その後、9割または8割が払い戻される償還払いとなっています。

●介護保険の対象工事の詳細は、各市区町村で異なる場合がありますので、介護保険窓口で事前にご確認ください。