サンフィールの施工研修会

座学で施工のポイントを勉強
サンフィール組立

1.根太掛け・たて枠・垂木掛けの取付

根太掛け・たて枠・垂木掛けの取付
まずは、家の躯体側の部材(根太掛け・たて枠・垂木掛け)から取り付けていきます。
YKK AP生産本部生産技術室の佐々木さんの説明を受けながら、施工していきました。

プランナーも実際に挑戦!下穴をあけて・・・ネジ留め。
やはり男性だけあって、工具の使い方にも慣れているようです!
ボルトだけで取り付けすると、躯体とのすき間から雨水が侵入してくる恐れがありますので、実際の工程ではここで「シーリング材」と呼ばれる合成ゴムでできたペースト状の材料を使い、隙間を防ぎます。
根太掛け・たて枠・垂木掛けの取付風景

2.妻梁・柱・桁の取付

次は、妻梁・柱・桁の取付です。この工程は女性でもできるということで、女性プランナーが挑戦しました!ボルトで仮固定します。

妻梁・柱・桁の取付図


妻梁・柱・桁の取付風景

対角線を計って、直角形になっているか確認します。
長さを測ってみると、少しずれていたようです・・。
柱の位置をずらして、また測ります。
またずれていたようなので、柱をずらして・・・という風に何度かやり直しました。
この誤差を5mm以内にしなければ、サンルームに隙間ができ、雨漏れやサッシがうまく閉まらないなどの原因となりますので、慎重に行います。
やっと直角形になったところで、ボルトを本締めします。
対角線を測る

3.前枠の取付

柱に前枠を取付ける前に、シーラーと呼ばれる雨漏れを防ぐものだったり、
アタッチメントや各種部材を前枠に取付けていきます。
向きや位置に注意して・・・ここは少し細かな作業ですね。
でも、すごく大事な部分です。皆さん真剣にメモをとっていました。

前枠の取付図


前枠の取付風景

4.腕木の取付

前枠ができたら、次はその横の腕木と呼ばれる部材を取付けます。
ここでも、シーラーと呼ばれる水密性を高める部材を腕木の側面に取付けます。
黒い部分がクッションのように柔らかくなっており、本体に固定した際、クッション部分がぴったりとくっつき、雨漏れを防ぎます。

腕木の取付図


腕木の取付風景

5.屋根部の組立・取付

次に屋根部分の取付です。側枠→野縁→屋根ふき材→垂木→野縁→屋根ふき材→側枠の順に取付けていきます。
ここで注意点。屋根ふき材には表と裏があるようなんです!
向きを間違ってしまうと、紫外線によってすぐにボロボロになってしまうので、注意が必要とのこと。
(シールで目印がありましたので、剥がしてしまう前にこれをしっかり確認しておくようにとアドバイスを受けました)

屋根部の組立・取付図


屋根部の組立・取付風景

そして、屋根ふき材と側枠の隙間にビートと呼ばれるこれも雨漏れを防止する部材を取付。
このビートは屋根より長くなっているのですが、それを切ってしまうと雨漏れの原因になってしまいます。
「切るのではなく、前枠に差し込むこと!」しっかり大事なポイントを教わりました。
ビート取付風景

前枠と垂木掛けの側面にキャップを取付けます。
キャップの取付け風景

最後に屋根妻パネルを取付けます。
この小さい部品は排水用の部材(排水弁)です。
内側の水を出して、外からの水は入らないような工夫がされています。


6.間口部・デッキ材・雨樋の取付

開口部は、デッキ材を取付けやすくするため今回は付けずに、床材を取付けます。
固定の際は、床材真ん中の溝部分から打ち付けします。
その後、カバーを付けるので、ネジが見えることはありません。最後に雨樋と取付け完成です。

間口部・デッキ材・雨樋の取付図


床材の取付風景

今回の施工研修を通して、1つ1つの部材の役割を認識し、改めてYKK APさん独自の技術がつまったテラス屋根を勉強することができ、自信をもってお客様に提案が出来るものだと感じることが出来ました。

プランナーが普段施工することはありませんが、実際に組み立てることで1つ1つの部材の役割を学ぶことができ、今後お客様へのご提案や、現場での職人への指示が明確でき、安心した商品・施工をお届けすることが出来ます。

このような貴重な研修会を開いて頂いたYKKAPの皆様、ご協力いただき、誠にありがとうございました。
集合写真






サンフィールF


サンフィールR

木製調サンフィールF

目隠しサンフィールF

目隠しサンフィールR

木製調目隠しサンフィールF

サンフィールF
(積雪50cm)


サンフィールR
(積雪50cm)

木製調サンフィールF
(積雪50cm)

目隠しサンフィールF
(積雪50cm)

目隠しサンフィールR
(積雪50cm)

目隠し木製調サンフィールF
(積雪50cm)