災害対策と保険での修理はどうすればいいの?
災害別に見る
台風 | 積雪 | 地震 | 洪水 |
近年、地震や台風・大雨による洪水など、様々な災害が世界中で増加しており、いつどんな被害を受けるか想像するのは難しく、被害を受けた時にどうすればいいのかわからないくなるかもしれません。
そこで、もしもの時に備える災害対策と被害を受けた時の保険についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.風による被害の対策と保険
2.雪による被害の対策と保険
3.洪水等による被害の対策と保険
4.地震による被害の対策と保険
台風対策と火災保険
台風だけでなく、開けた場所や高い台地などの立地にお住まいの方は風の被害に悩まされていると思います。
そういった場所にカーポートやテラスを設置する時は耐風圧強度の高いカーポートやテラスがオススメ!
日常的に風の強い場所であれば、合金波板の折半屋根タイプのカーポートやテラスも考えてみてはいかがでしょうか?
年々台風の勢力も増してきて、普段風の強くない地域であったとしても被害に合うケースが見られます。
もし強風によってカーポートやテラスの屋根が飛ばされた、飛来物によって破損したなどの場合火災保険に入っていれば、保険金で修理費や撤去費を安く抑えることができるかもしれません!
耐風圧強度の高い商品を付ける
これが飛ぶ風なら家も飛ぶのではないか、というほどの |
家に穴を開けない独立式を選ぶことで、家の保証への影響は心配なし。外壁に穴を開けない独立式は近年需要が高まっています。 |
火災保険に入る
火災保険の保険内容に『建物』に対する『風災・雹災・雪災』の項目があれば台風による被害も補償対象になります。
カーポートなどは補償対象?という疑問ですがカーポートなどは建物として扱われますので火災保険の補償を受けることが出来るかもしれません。
それでは、実際に被害を受けた時の保険金請求から修理の流れを見てみましょう。
風災時の保険手続き&修理依頼フロー
風による被害には上記のような事例があります。
カーポートなどの屋根板が飛んで行ったのはもちろん、
他の家から飛んできたものでカーポートなどが破損した
場合も補償を受けることが出来るかもしれません。
火災保険の「建物」に保険をかけている場合
・住居にのみ使用される建物
・その建物に付属する門や塀・カーポート
などが保険の対象になります。
「建物」かどうかの判断イメージとしては
自力で簡単に移動できるかといったところです。
まずは保険会社に連絡しましょう。
後に必要になるので被害状況の写真を撮影も忘れずに。
保険会社の審査が出てからすぐに修理をできるよう、
施工した業者に修理の見積り依頼をしましょう。
保険金請求には主に
・損害状況のわかる写真
・修理にかかる費用の見積書
・保険金請求書
の3つの書類が必要になります。
書類に不備があると審査を通過できないため、
間違いのないように書類を作成してください。
審査に通過すれば修理の手配を行います。
手配をするまではキャンセル費用はかかりません
のでご安心してご依頼ください。
災害時は工事まで日数がかかる可能性がありますが、
倒壊の危険等がある場合は速やかにご相談ください。
工事が無事に完了すれば修理の完了です。
積雪対策と火災保険
豪雪地域はもちろん、普段降らない地域でも油断大敵です。
カーポートやテラスに積もる雪だけでなく、屋根から落ちてくる雪でも被害が発生することがあります。
カーポートの倒壊などは大切な車にまで大きな被害を与えるので、住んでいる地域の雪の降る量を知り
適切な商品の選択をしましょう。
>気象庁 最新の気象データ「積雪の深さ一覧表」
積雪対応の商品を付ける
最大積雪200cmまで対応できるラインナップを備えたYKKの耐雪カーポート。降雪量に合わせてコスパよく選ぶことが出来ます。 |
ガルバリウム鋼板の折半屋根は建物からの落雪にも耐えれます。サンルームタイプもあるので豪雪地域でもサンルームが欲しい方にもおススメ。 |
火災保険に入る
積雪による被害も火災保険に『風災・雹災・雪災』の項目が含まれていれば補償されます。
また、積雪仕様の商品を見る際には、記載されている数値が新雪に対する数値であるということを理解しておきましょう。
断続的な降雪や降雪後には重量が増加するのでできる限り早いうちに雪を降ろすなど注意を心がけましょう。
それでは、もし雪によって被害を受けた場合の保険金請求から修理の流れを見てみましょう。
雪災時の保険手続き&修理依頼フロー
雪は時間がたつにつれ溶けて重みが増してきます。
雪降ろしを怠ったことによる事故については保険会社は
補償してくれないかもしれないので注意しましょう。
また、カーポートの倒壊による車の損害については
火災保険ではなく自動車保険の領域ですので
そちらも合わせて検討しましょう。
普段雪が降らないから雪災補償を外して保険料を節約
されている方もいると思います。
また、保険料を抑えるために自己負担の設定を場合
自己負担額を差し引いた額の保険金が支払われます。
どちらが良いかとは一概には言えませんので雪による
被害を受けないように対策をしっかりとしましょう。
雪による被害は損害発生から時間が過ぎると事故の
証明が難しくなるので、すぐに保険会社に連絡し
被害現場の証拠写真をしっかりと残しておきましょう。
修理の見積りや申請の相談は基本的に無料でできます。
しつこく契約の催促をされたり、費用を請求をされる
など悪質な詐欺に合わないようご注意ください。
契約を結んでから工事の手配に取り掛かります。
もし保険が降りなかったとしてもご相談ください。
また、雪かき中の事故が非常に多いため十分に安全を
確認し、落雪しそうな場所や倒壊しそうなものには
近づかないで必要があれば専門業者に相談しましょう。
工事が無事に完了すれば修理の完了です!
洪水対策と火災保険
洪水による被害への対策は大きく以下の2つがあります。
■庭などの水はけをよくする
■火災保険に入る
庭の水はけをよくする
雨水の排水能力を上げるには透水管を埋設しておくという手段があります。砂利、人工芝などの下に設置しておくと水はけがよくなります |
アプローチには透水性のある舗装材を使うことで水たまりで滑る危険を減らしつつお洒落なアプローチを作れます。 東洋工業 アクリナペイブ 300角 |
火災保険に入る
洪水による被害も火災保険に『水災』の項目が含まれていれば補償されます。
また、大雨による土砂崩れは水災として扱われるので浸水の心配は全くないので補償は不要と判断し、水災補償を外してしまうと土砂崩れが起きた時火災保険で補償されないので、お住まいの地域が土砂崩れの可能性があるかどうかも合わせてご検討ください。
それでは、もしも洪水に合った際の保険金請求から修理の流れを見てみましょう。
水災時の保険手続き&修理依頼フロー
洪水や土砂崩れで流れてきたものがぶつかり
門や塀が破損するなどが起こり得ます。
そういった事故の際に保険が使えるかもしれません。
水災への補償は一般的に被害が再調達価額の30%以上の
損害が発生した場合に補償されます。他にも、床上浸水
または地盤面から45cmを超えて浸水した場合にも補償
がされます。
水災の保険手続きでは一般的に、修理業者の現地調査の
ほか、保険会社からも現地調査員が派遣されます。
修理の見積りでは残存物の片づけ費用も含めて
見積もりを依頼しましょう。
保険会社の調査員も現地調査に伺うので、保険について
わからないことは直接聞いてもいいでしょう。
生活を取り戻すため片付けをしてしまっても補償を
受けれますが、必ず被害状況の写真を撮影をして
おきましょう。
保険が確定したら、工事の手配を始めます。
お客様の依頼を前に手配などを進めて後から請求をする
といったことは一切行いませんのでご安心ください。
保険が降りなかった場合でもお気軽にご相談ください。
工事が無事に完了すれば修理の完了です!
地震対策と地震保険
地震による被害はあらかじめ被害を抑える備えが大切です。
地震にそなえる
安心・安全の考えから生まれた次世代のシステムウォール。従来のブロックより軽く、工期が短い、色の選択肢も多いなど機能とデザインを兼ね備えたブロックとなっています。 F&F スマートFウォール |
防災グッズなど災害時の備えを収納しておく倉庫として物置がおススメ。頑丈なスチール物置を置いておけばいざという時に役に立つかもしれません。転倒防止工事をすることをお忘れなく。 |
他にも、震災時には電気や水が止まることが多いので
雨水タンクや非常用発電機などを用意しておくと良いかもしれません。
地震保険のねらい
地震保険は生活の再建のための保険です。
国と保険会社が共同で運営する保険で地震・噴火・津波が原因の住宅用建物と生活用家財への損害を補償します。
ですのでカーポートなど住居ではない建物に関しては補償されない可能性が高いでしょう。
また、地震保険は損害の程度によって支払われる保険金が変わるため区分に満たない場合対象から外れてしまいます。
保険金についても火災保険金額の30%から50%で設定し、限度額が建物で最大5000万円と定められているようですので震災に関しては被害が出ないように、被害を少なくするためにあらかじめ対策をしておくことが必要です。
こちらも参考にしてみてください
>『地震保険制度の概要:財務省』
最後に
まだまだ認知度が低い火災保険の補償や、
注目度が上がっている防災エクステリアをご紹介しました。
これから先、災害の規模はさらに大きくなるでしょう。
まずは被害を減らすための防災エクステリアについて考え、
もしもに備える保険への加入をご検討してみてください。
そして、気になることや疑問に思う事がある時、
被害を受けてしまったときはお気軽にご相談ください。
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現地調査から最後まで
担当いたします。